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ポテパンキャンプとは?
ポテパンキャンプは、「高品質・低価格」をキャッチコピーとした転職支援サービス付きのプログラミングスクールです。Rubyの言語に特化しており、実践的なプログラミングを通じて最短3か月でエンジニアになれると提唱しています。
転職が成功すれば受講料を全額キャッシュバックしてもらうことができます。
ポテパンキャンプを運営する会社はどんな企業?
東京都渋谷区に本社を構える企業で、就職支援型のプログラミングスクールの運営と転職&就職支援・自社メディアの運営を主に行っています。
代表取締役社長の宮崎大地さんは、ベンチャー企業にてエンジニア専門のキャリアコンサルタントを経験後、自身もフリーランスに転向しプログラミングスクールと連携したキャリア支援を開始しました。
現在でも、プログラミングを学習しながらポテパンキャンプで提供されるサービスの開発を担当されているそうです。
また、Twitterの本人公式アカウントではポテパンキャンプの入校時の選考やポテパンキャンプについての情報などをツイートで公表しています。
社名 | 株式会社ポテパン |
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設立 | 2014年9月1日 |
住所 | 東京本社 東京都渋谷区渋谷2-9-8 日総第25ビル7F |
役員 | 代表取締役社長 CEO 宮﨑大地 |
事業内容 | フリーエンジニア案件サポート エンジニア転職サポート エンジニア就活サポート プログラミングスクール メディア運営 |
ポテパンキャンプの6つの特徴
ポテパンキャンプの特徴について見ていきたいと思います。
- 受講後、就職支援を受けて提携企業へ就職した場合は受講料がキャッシュバックされる。
- 30名の現役エンジニアが在籍しているので、実践的なスキルを学べる。
- 他スクールに比べると受講生の意識も高くカリキュラムもハイレベル。
- 入校するには選考があり、コミュニケーション能力や年齢・経歴で審査される。
- 就職できる企業はRubyの自社サービスがメインでSES(客先常駐)は扱わない。
- コースは全部で3つあり、転職を希望しない人向けの「オープンコース」が新規開講。
では、それぞれの詳細について見ていきましょう。
受講後、就職支援を受けて提携企業へ就職した場合は受講料がキャッシュバックされる。
他の「受講料がキャッシュバックされるプログラミングスクール」と同様に、これまでは20代の方限定で入校ができましたが、2019年の4月からはこの年齢制限がなくなり全年齢において入校が可能になりました。また、キャッシュバック自体も全年齢に適用が可能です。
この「全年齢」に対応している「キャッシュバック可能で就職支援付のプログラミングスクール」は他にはないポテパンキャンプの大きな特徴と言えるでしょう。
年齢制限のせいでエンジニア転職をあきらめていたというユーザー側の需要と、社会人経験のあるエンジニアが欲しい・エンジニア不足が深刻な企業側からの需要を見事に救うすばらしい施策と言えます。
年齢でエンジニアになることを諦めていた・言い訳にしていた人はポテパンキャンプに入りましょう。
30名の現役エンジニアが在籍しているので、実践的なスキルを学べる。
現役のエンジニアが在籍していることで、受講者が学習でつまずきやすいポイントを把握してくれているため、学習サポートが充実しています。
また、就職支援サービスを行っていることから、企業から求められるスキルをダイレクトにカリキュラムに反映することができるので、より就職に役立つ実践的なスキルを身に着けることが可能です。
全クラスがオンラインで受講可能です。
他スクールに比べると受講生の意識が高くカリキュラムもハイレベル。
受講生の割合として、元SEやインフラエンジニアなどの経験者が約5割いるそうです。こういった経験者は、Ruby以外の言語を扱っていたりSES(客先常駐)で勤務していたりという現状から、エンジニアでのキャリアチェンジをするためにポテパンキャンプに参加しています。
そのため、「初心者でも大丈夫」と0からスタートの学習を行っている他のスクールに比べると、入校時点でエンジニア経験がないとしてもある程度のプログラミングの知識を持っていないと学習についていくのが困難な印象です。
よく言えば、レベルの高い環境に身を置くことでスキルアップは確実にできますし、受講生のレベルが高いぶん切磋琢磨しあえるでしょう。
入校するには選考があり、コミュニケーション能力や年齢・経歴で審査される。
株式会社ポテパンの代表取締役の宮崎さんいわく、選考基準についてこう語っています。
「エンジニアになりたいモチベーションの高さやコミュニケーション能力・年齢・経歴を重視している。」とのことです。
また、SNSの公式アカウントでは、次のようなコメントをしています。
「転職回数が多かったり在職期間が短かったりというのは想像以上にマイナスポイント。」
「30代以上で未経験からエンジニアを目指したい人には「自分でサービスを作って稼ぐ」くらいの意気込みがあるか確認する。そうゆう人は不利な市場でも転職を勝取れる可能性があるから。」
つまりは、スクール修了後の転職支援において企業から採用されるためにはこういった要件を満たしていないと厳しいというラインを踏まえての事前選考となっているそうです。
ただ、実績として中には40代で入校しエンジニア転職がかなったというケースもあるようなので、一概に年齢だけで選考を落とされているということはないようです。
就職できる企業はRubyの自社サービスのみ
他の就職支援付きのスクールでは、就職案件に「自社サービスがほとんどなくSES(客先常駐)ばかり」ということが珍しくないようです。
ところが、ポテパンキャンプでは代表取締役社長の宮崎さんが「ポテパンキャンプの転職サポートはSES会社ではなく100%Ruby開発会社のみご紹介しております。」と公言していうように、2018年以降は受講者のほぼ全員がRubyの自社開発エンジニアへの転職に成功しているそうです。
これはすごい実績ですね。
エンジニア就職であまり良い評判を聞かないSES、エンジニアとして初めての就職先がSESだったらどうしようと不安になっていた人には朗報と言えるでしょう。
コースは全部で3つあり、転職を希望しない人向けの「オープンコース」が新規開講。
このオープンコースは2019年の4月から開講されます。
今までは選抜クラスという転職支援付コースしかなく、Web開発の基礎を学んでいることが前提条件であったり年齢制限が20代と制限されていたりしましたが新しいコースでは年齢制限がなくなり未経験からでも学ぶことが可能になりました。
各コースの詳細については次の章でみていきたいと思います。
ポテパンキャンプの3つのコース内容
ではポテパンキャンプの3つのコースについて詳細を見ていきましょう。
2019年4月以降は選抜クラスがリニューアルされ、新規でオープンコースが加わりました。ここではリニューアル後の内容を紹介しますが、基本的なコース内容はリニューアル前と変わらずコース料金のみが変更されたようです。
選抜クラス キャリアコース
コースの特徴:
Webエンジニアを本気で目指す人向けのハイレベルなクラスです。転職成功で受講料の全額キャッシュバックが受けられます。
他には下記の特徴があります。
- 複数のRailsエンジニアからサポートが受けられる。
- 現場で使える実践的なスキルを学べる。
- 転職後、Rubyエンジニアとして活躍している卒業生が多数いる。
期間:3か月
こんな人が対象:
- Webエンジニアになりたい熱意がある。
- Railsチュートリアルと他Web開発の基礎は自分で学習済みである。
- 自主的・積極的に学ぶ姿勢がある(受け身で授業を受けるだけではない姿勢)。
- 転職意欲がある。
※ここで示す「Web開発基礎」とはHTML,CSS,JavaScript,Ruby,Ruby on Rails,Git,SQL,コマンドラインなどの範囲を指します(ポテパンキャンプ公式サイトより抜粋)
※Railsチュートリアル=ツイッターのクローンアプリが作れるチュートリアル
価格:¥250,000+税=¥270,000
この価格は、他のスクールと比較するとやや高めの価格設定だと思います。以前は10万円(税別)だったのに対して大幅な値上げとなりました。
この値上げの理由に関して代表取締役社長の宮崎さんは下記の様にTwitterでツイートしています。
「より多くの受講生に提供するために講師人の採用強化をはじめサービスを強化するため」
また、このツイートの前後では、
・プロを育てるプログラミングスクールとして、クオリティ高くありたいこと
・実質どなたでも受講できるようにしたことで多くの人にエンジニアになれるチャンスを提供したいこと
についても言及しています。
価格設定があがったことで初期費用として準備ができるかという問題は個々人によって生まれるかもしれませんが、受講生はポテパンキャンプの提携先の企業に就職すれば全額キャッシュバックされますからこの値上げに関する費用については心配はいらないでしょう。
選抜クラス ビギナーコース
コースの特徴:
こちらのコースも選抜クラスであることから、「キャリアコース」と基本的な内容は一緒です。違いとしては、スタート時点での予備知識のあるなしがビギナーコースの方が低めとなっています。とは言え、まったくの初心者からでは難しいコース内容だと思います。
期間:4か月
こんな人が対象:
- Webエンジニアになりたい熱意がある。
- Web開発の基礎を自分で学習済みで、Railsチュートリアルはまだ学習していない。
- 自主的・積極的に学ぶ姿勢がある。
- 転食意欲がある
価格:¥300,000+税=¥324,000
結構な金額になってきましたが、安心してください。
こちらのビギナーコースもポテパンキャンプ経由で就職が決まれば全額キャッシュバックされます。
オープンコース
2019年4月からのリニューアルで新設されるコースです。
先述の選抜クラス2コースは、入校時点ですでにプログラミングを勉強している人やエンジニア経験者を対象にしていましたがこちらのコースは未経験からでも学べるコースとなっています。
コースの特徴:
- プログラミングの基礎を学びたい人向け。
- 未経験でもわかりやすい教材を使用し、実践的な学習をすることもできる。
- メンター(講師)へチャットやビデオ通話でリアルタイムに毎日質問し放題。
- 実践レベルの発展課題をレビュー付きで学べる
- オンラインのみで学習が可能
期間:2か月
こんな人が対象@
- プログラミングの基礎・Web開発の基礎を学びたい
- プログラミングをやりたいけど何から始めればいいのかわからない
- Macブックを持っている
- 年齢不問
価格:¥100,000+税=¥108,000
このコースには就職支援がついていないので、キャッシュバックはありません。
プログラミングの基礎を質の高いスクールで学びたいという方に向いているかと思いますが、基礎は独学で学習している人も多いのでまずは自力でやってみるというのも一つです。
自力でやってわからないことが多く、学習が先に進めなくなってしまったという時点で入校を検討するのも良いかと思います。
このコースはリアルタイムでメンターに質問できるので、つまづくと諦めてしまいやすい人はしっかりスクールで学ぶ方が良いでしょう。
ポテパンキャンプの評判・口コミ
では実際にポテパンキャンプで学んだ人の口コミを見ていきたいと思います。
※これらのレビューはTwitter上の個人のツイートがもとになっていますが、公式サイトでも掲載されています。
◆講師の方々の質は最高で、レビューもありえないほど丁寧だった。
◆ポテパンのレビューは新しいチャレンジをすると改良案や指摘を貰えるのがありがたい
◆現状プログラミングスクールと実務の架け橋を出来そうなのはコードレビューガンガンやって貰えるポテパンくらい
◆SES求人扱ってないのが安心できる
と、以上のように非常に高評価な口コミが多かったです。
また、学習方式についても好評価の口コミが多い印象です。
「ただ講義を聴くだけ」では無く、あくまでも「考える力・実務スキルを身に着ける」ことが目的になっているので「ある仕様変更を実装してください」といったようなざっくりした課題から、ひたすら実装開発をする経験をスクールで勉強している段階から積むことができます。
ポテパンキャンプの悪い口コミ評判はないの?
「スクールの質」としては悪い口コミや評判はほとんど見かけませんでした。
ただ、ポテパンキャンプの特徴である次の2点は人によって向き不向きがあると思われます。
1.入校者の約3割が途中でリタイアしてしまう
というのもポテパンキャンプのウリでもある「実務レベルの経験」の積み重ね学習は、非常に効果的ではある一方で、やはりしっかりと勉強ができる人ではないとついていけなくなるとう側面があります。また、課題自体の難易度が高いという声もありました。
そのため、「片手間にエンジニアを目指せたらいいな」という気持ちではコース修了は難しいでしょう。
2.選抜コースは対面で質問できるのは週1回、学習の自己管理が必須
ポテパンキャンプは他のスクールのように、毎日教室に通うといったことがありません。学習のすすめ方の大部分は自宅でカリキュラムを一人で進めていく形になります。
質問したいときはオンラインでの質問(slackを利用)が可能ですが、タイムリーに返事がもらえるとは限りません。
対面での質問の機会が少ない点や、学習の進行は自己管理に大きく影響される点は人によっては学習が続かなくなる可能性があると言えるでしょう。
ポテパンキャンプで就職できる企業例
ポテパンキャンプの強みである、Rubyの自社サービス企業に就職することが可能です。コース修了後は80社以上のRuby優良企業への選好を受けることができます
他のスクールでは、卒業後の転職・就職先としてRubyやRailsを扱う企業に就職できることは実は少ないそう、結局JavaやPHPなどの他のプログラミング言語を扱う企業へ就職することがほとんどだそうです。
どうしてもRubyで就職したい!という人はポテパンキャンプ一択といっても過言ではないでしょう。
就職先として提携している企業例
- DMM.com
- IGNIS
- ABEJA
- Sumzap
- Akatsuki
ポテパンキャンプはこんな人にオススメ
- Rubyでエンジニアとして就職・転職したい
- すでにWeb開発の基礎は学習済みで、より実践的な課題で勉強したい
- 就職するならSESではなく自社サービスで入社したい
- エンジニアになりたい強いパッションをもっている
- 学習の進行を自己管理できる
まとめ
- ポテパンキャンプは実質無料で通える高クオリティ・低コストのスクールである
- 年齢による制限がなくなり、やる気があれば誰でもエンジニアになれるチャンスがある
- 他のスクールよりも自社サービスに就職できる可能性が高い
- Rubyを扱う優良企業への就職が見込める
- 転職を希望しないオープンコースは、費用が10万円と他のスクールに比べて価格設定が安い
口コミやスクールの質・コスパの良さから考えるとポテパンキャンプは優良なスクールの一つとして検討リストに追加して良いと思います。
入校時に用意する費用が必要にはなりますが、実質あとから無料になりますし、それでこのクオリティは文句のつけどころはありません。
学ぶ上で「スクールのレベルが高いから着いていけるだろうか」と不安になる方もいると思いますが、就職したら「スクール時代に実践に近い学習に先に触れられていてよかった」と思える日が来るでしょう。
さまざまなプログラミングスクールが昨今では乱立していますのでご自身が何を優先したいかを整理してスクールも選べるといいですね。
優先するのは言語なのか働くスタイルなのか、職種なのかなどなど、学習する環境から就職先のことまで条件を自分でイメージしてみましょう。
後は、無料の説明会などにどんどん参加してみて、実際の空気を感じてみてから入校するかどうかを決めれば良いと思います。