ロボット産業は、まだ発展途上ですので将来的にロボット開発に携われる能力を持っていると需要が高いと考えられます。
そのため、子供のうちからロボット教室に通わせて開発やプログラミング能力を身につけさせたいと考えている親御さんは少なくありません。
しかし、ここで気になるのが毎月の費用はどれくらいかかるのかということでしょう。これまでになかった教室ですので、子供のためとはいえ、一体どれくらいの費用が必要になるのかは心配になる部分です。
事前に知っておきたいロボット教室の料金体系
まず最初に知っておきたいのがロボット教室の料金体系です。
ロボット教室といっても全国各地にあり、それぞれで料金体系は大きく異なっているのですが、基本的な内訳は入会金と月謝、教材費となります。
実際の例を挙げてみていくと、まず資格講座などで有名なヒューマンアカデミーが開いているロボット教室では、入会金と月謝がそれぞれ10,500円、教材費が30,780円となっています。
次に子供向けの学習塾や通信教育などで知られるトゥルース・アカデミーの教室では、入会金が21,000円、月謝が9,450~12,600円となっています。またロボット教育に特化したロボット科学教育Crefusの教室では、入会金、月謝がそれぞれ16,200円、教材費が56,160円です。
ここで例に挙げた教室はロボット教室のごく一例ですが、このように一覧にしてみると入会金と月謝はおよそ10,000円前後というのが相場といえ、それほど高いわけではないでしょう。ロボット教室で発生する費用で少し高いと感じるのは教材費くらいといえるのではないでしょうか。
しかし、この教材費は入会費と共に初回に払ってしまえば、それ以降は支払う必要がないお金となりますので、入会後は基本的に月謝のみといえます。
月謝の平均は先述したように10,000円前後ですので、一般的な習い事と比べて際立って高いというわけではないはずです。
ロボット教室は他の習い事に比べて高い?安い?
また少し高いと感じる教材費に関しても、他の習い事でも、最初に道具や教材を購入する必要がありますので、ロボット教室だけが他の習い事と比べて高くなるというわけではないでしょう。
例えば、子供の習い事として代表的なピアノの場合は、楽譜などを購入しなければいけませんし、家で練習するのであればピアノも必要となります。
サッカーや野球などのスポーツを習わせた場合は、それぞれ使う道具やユニフォームを購入しなければいけません。
スポーツの場合は、最初だけではなく道具が壊れて使えなくなるたびに買い替えなければいけませんので、どちらかといえばロボット教室よりも費用がかかることもあるはずです。
また学習塾に通うことと比べても、ロボット教室はロボットに特化した授業だけが行われますので、その1教科だけの費用で済みます。
一方、学習塾の場合は、教科別に費用が発生したり、全教科まとめての月謝なることもありますので、月謝だけでみるとロボット教室よりも高くなることもあるのです。
ロボット教室は将来の子供のためになる習い事
このようなことから考えると、初期費用は他の習い事と比べて高いかもしれませんが、その後、続けていくための月謝自体は低く、家計の負担はそれほど大きなものではないといえます。
そのため、小学校にあがって塾に通わせたいと考えた時でも、ロボット教室であればそれほど費用負担がないことから料率もさせやすいといえるのです。
科学離れが進んでいる昨今、ロボット開発に関する知識や能力を学ぶことができるロボット教室は将来の子供のためにもなる習い事といえます。
もちろん親御さんだけの気持ちだけは続かないので、少しでも子供が興味を持っているのであれば、まず無料体験教室などに参加してみるとよいでしょう。