2020年に小学校のプログラミング教育の必修化が開始されることが決定されました。
ただ、実際にプログラミングを始めるとなると、何から始めて良いか分からない方も多くいます。そのため、子供たちでも楽しみながらプログラミングを学べる方法としてロボットが話題となっています。
全くの初心者であってもロボット作りを通して、学ぶことができるため今注目されているのです。
ここではおすすめの教材TOP5をみていきます。
始めてでも作れるロボット教材TOP5
【No.1】Robotist
まず日本のロボットプログラミング教材を出しているArtec社の「Robotist」。基本となる形はArtec社のブロックで作成していきます。
この段階では全くプログラミングの要素はなく、楽しみながら組み立てていくことができます。さらにロボットの頭脳とも言える基盤や各種センサーやモーターなどの電子パーツ類を組み込んでいきます。
子供には難しそうに感じますが、どれもブロック仕様なのでプロモデル感覚で完成させることが可能です。しかし、形ができあがってもこれだけでは動きません。ここからが、プログラミングの出番です。
簡易的に進められるように工夫されたソフトウェアを使用して、期待通りの動きになるように電子パーツの制御を行っていきます。
【No2】KOOV
ソニー・グローバルエデュケーションがArtec社と共同開発した「KOOV」も注目です。ロボットはブロック式で組み立て、思い通りに動かすためにプログラミングを使用します。
使用するソフトもパソコンだけでなく、タブレットのアプリとして提供されているため操作性も抜群です。KOOVを用いた自宅学習に90%以上の利用者が満足しています。
【No.3】Makeblock
「Makeblock」は、子供の教材としてはもちろん、拡張性の高さも優れています。ロボットを形作る素材はブロックが多いのですが、Makeblockはアルミニウムのプレートやネジなどが用いられているため、本格的で製作意欲を刺激するのも特徴です。
一番ベーシックな教材であればパソコン用のソフトウェアだけでなく、タブレット用のアプリも用意されているため直感的に動きを組み込むこが可能です。ベースになる基盤部分も種類が豊富で、光や音、温度に反応するセンサーなどが内蔵されているものもあります。
パーツの増設やセンサー系の別途パーツを用いることができるため、幅広い可能性を秘めています。
【No.4】WeDo2.0
お馴染みのLEGOからジュニア向けに発売された「WeDo2.0」は、老舗らしい安定感のある存在です。洗練されたパーツ類と直感的に動きをインプットしていくことができます。素材もLEGOブロックが使用されていますので、遊びの延長線上に一番近い教材とも言えます。
プログラミングと言うとパソコンで打ち込んでいく難しいイメージがありますが、低年齢層でも扱えるようにタブレットのアプリを使って、ドラッグとドロップの簡単操作で組み込むことが可能です。そのままBluetooth通信によって動作させることができるため、ゲーム感覚でプログラミングの基礎を学ぶことができます。
【No.5】ROBOTAMI
「ROBOTAMI」は韓国のrobotron社が発売している教材です。最初はプログラミングなしのロボット製作から始まることも特徴的で、1年目から5年目までの長期的なカリキュラムが用意されています。
動力や力学系の仕組みを学ぶ段階から、徐々にプログラミングの要素が加わっていく仕組みです。まずは子供たちに興味を持ってもらうことからスタートする点や長い期間で学習していく点は、好奇心に上手くはまれば効果的な教材だと言えます。
まとめ
以上5つの教材になりますが、どれも組み立てて動かすだけなら子供だけでも簡単にできるような工夫が施されています。
ただし、プログラミングの醍醐味は自由な発想力を養うことです。
子供たちが率先して何かやりたいことがあれば、大人がヒントをあげたり、サポートしたりして一緒に取り組むことも大切だと言えるでしょう。