微粒二酸化ケイ素ってご存知ですか?
カップ麺の原材料欄や健康補助食品のサプリメントなどの成分表を見てみると、この微粒二酸化ケイ素が記載されていることがあります。
意外と身近なところにあることが分かりますが、一体どのようなものなのかはイマイチ分かりませんね。
普段口にする食品などに当たり前のように含まれているものだけど、安全なの?どんな役割を果たしているの?と疑問に思う人もいるでしょう。
果たして微粒二酸化ケイ素とはどのようなものなのでしょうか。
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微粒二酸化ケイ素とは
微粒二酸化ケイ素は聞いたことがなくても、シリカゲルと言えば心当たりがある人もいるでしょう。
お菓子や食品などに乾燥材として入れられているアレです。
食品以外にも、靴や布などを買った時についてくることもありますね。そんなシリカゲルの仲間が微粒二酸化ケイ素です。
主な用途としては食品添加物として使われており、粉末の調味料等が湿気を吸ってダマになることを防ぐ目的などで添加されることが多いようです。
サプリに添加されている目的は?
微粒二酸化ケイ素が食品に添加される理由は、粉末が湿気を吸ってダマになってしまうことを防ぐためですが、サプリメントにはどういった理由で添加されているのでしょうか。
どうやらサプリメントに使われる目的は、サプリメントが湿気を吸って質が変わってしまうことを防止するためのようです。
いざ飲む際に質が変わってしまい、本来の効果が得られないと困りますよね。サプリメントの品質を保つためには微粒二酸化ケイ素は必要なものということです。
微粒二酸化ケイ素って危険性は無いの?
そんな食品やサプリメントに添加されている微粒二酸化ケイ素ですが、なんと微粒二酸化ケイ素やシリカゲルは水晶の成分と同じ物質だというではありませんか!
これには少し驚きますね。水晶の成分と同じ物質と聞くと、口にしても大丈夫なの?という不安がよぎる人もいるでしょう。
しかし、微粒二酸化ケイ素には毒性はなく、摂取しても身体には消化吸収されずそのまま体外へ排出されると言われています。
ただ、微粒二酸化ケイ素は厚生労働省により「母乳代替食品及び離乳食に使用してはならない」との使用制限が設けられています。
わざわざ使用の制限を定めているということは、小さな赤ちゃんは摂取することを避けた方が良いかもしれません。
微粒二酸化ケイ素は口に入れても大丈夫だった
何気なく口にしていたカップ麺などの食品やサプリメントに含まれている微粒二酸化ケイ素ですが、品質を保持するためには必要不可欠のもののようです。
毒性は無い上に体内では消化吸収されず体外にそのまま排出されるとのことですから、小さな赤ちゃんがいる家庭以外では必要以上に警戒する必要はないようですね。