最近売れに売れているピアノポップバンドOfficial髭男dism!
筆者の大っっ好きなバンドでファンなんですが、今回はボーカルの藤原聡さん(以下からは愛称さとっちゃん)について。
好きすぎて色々な過去の動画やインタビュー記事を読み漁っていたので、それを踏まえたさとっちゃんの人物像(生い立ちや経歴、性格や趣味など)についてまとめてみました。
さとっちゃんの魅力が少しでも読んでくれた方に伝われば幸いです。
髭男(ヒゲダン・ボーカル)藤原聡さんの生い立ち・経歴
幼少期からピアノを習う
鳥取県に生まれたさとっちゃん。
現在ピアノポップバンドとして売り出している髭男ですが、ピアノを始めたのは幼少期の頃からだそう。両親の影響もあって、クラシックを弾いていたそうです。
あんなにも様々なタイプの素晴らしい楽曲を生み出せるのは、この頃から培った努力によるものなのかもしれません。
小学時代からドラムを開始
さとっちゃんは小学5年生でドラムを始めたと語っています。
髭男でのボーカルの魅力の最たるものの1つが、『リズム勘抜群』の歌唱ですよね。
髭男を初めて聴いた時の第一印象が『ボーカルの人のリズム感すごすぎ!』だったので、こんな小さな頃にドラムを始めていたと聞いて納得したのを覚えています。
中学校時代は吹奏楽部に所属してパーカッションを担当していたそうです。
これもドラムを始めたことが影響してだったんでしょうね。
2007年~2009年 米子東高校でバンド結成
高校では鳥取県の米子東高校に進学。
米子東は県内でも有数の進学高で、偏差値は66~69と鳥取県では一番賢い高校です。
そのかたわら初めてのバンドを組んで、ドラムを担当していたそうです。
この時のバンドではBUMP OF CHICKEN、RADWIMPSなどいろんなコピーをやっていくうちに、当時のボーカルが曲を作り始めるようになって、段々とオリジナルバンドにシフトしていくようになったそうです。
さとっちゃんはこの頃に作曲をちらっと始めるようになったと話しています。
2010年~2013年 島根大学でOfficial髭男dism結成
島根大学に進学したさとっちゃんは、ついに2012年6月7日にOfficial髭男dismを結成!
ここで初めてドラマーからボーカルに転向します。
ここまでは本格的に歌ったことなどなく、やってもコーラスくらいだったそう。
ドラムからボーカルに転向するにあたって、周りから反対もされたそうです。
先輩から『ドラムもそれなりに叩けてるのに、なんで突然ボーカルを始めるの? 遅れを取るよ?』と言われたり、『そういうキャラクターじゃないよね』と言われたり・・・
でも『迷うぐらいだったらやって笑われた方がいい!』とボーカルを始めたという経緯だったんだそうです。
今の髭男を見ているとその決断は大正解だったとしか言えないほどの活躍ですよね。
でも当時はうまくいくかなんて分からない中、勇気のいる決断だったそうで、この経験を元に生まれた楽曲が『異端なスター』なんだそう。
私も大好きな楽曲でもあるんですが、歌詞を一部ご紹介しますね。
ねえ聞いて 面白くなけりゃダメで
見た目が良くなきゃダメで
そうやって選ばれたスター 人気者さ
僕らは後ろをついてまわって
照らすライトの1つとなって
それが「人生」 醜いリアルだ
いつからか 薄っぺらい友情や
寂しさ予防の恋愛があふれかえる街で
非難の声恐れて 無難な生き方貫いて
自分らしさにさえ無関心になって
「平等だ」って嘘ついた 頭を撫でられ喜んだ
いい子になんてならないで!
『調子にのって出しゃばった火をつけ回る異端なスター』
そんな汚名着せられてもいいから
どうか 叫んで 歌って
何か変えたいなら どうか 歌って出典:異端なスター
ボーカル転向のエピソードを聞いた後だと『自分らしさに無関心になっていたけど、何か変えたいならどうか挑戦して』という歌詞がより響きますよね。
動画も貼っておくので興味がある方は聞いてみてください。(この頃から上手ですが今と比べると発展途上な感じもしますね)
髭男を始めた当初はプロになろうとは思っていなく、就職しても趣味で続けたいと思っていたそうです。
ただ、Audioleaf、SoundCloud、YouTube、マイスペースなどに曲を投稿していたそうで、それは音楽としてやれることは全てやっておこうという思いからだったそう。
2014年~2016年 島根銀行に営業マンとして就職
さとっちゃんは大学卒業後、島根銀行に就職し営業マンとして2年間勤めているんです。
しかし実は、銀行に内定が出て3ヶ月くらいたったときにインターネット経由で音楽業界の人から声がかかり始めたそうで。
さとっちゃんは『内定が出る前に声をかけてくれていたら・・・!』と思ったらしいです(笑)
ただ、この社会人時代の経験が元になっている『コーヒーとシロップ』という楽曲があって、銀行に就職したのはこの楽曲を生むための運命だったんじゃないかなーなんて個人的には思っちゃったりもします。
ちなみにこの社会人時代は、
- 月~金まで働く
- 金曜日の仕事終わりに夜行バスで東京へ向かってライブ
- 日曜日に夜行バスで帰ってきて仕事
なんていうスーパーハードな日々を送っていたそう。
(胃腸炎になってしまうほどハードだったと語ってました)
しかしそんな精力的な活動が実って髭男でインディーズデビューが遂に決定!
サラリーマンをやってる時に音源だけデビューしてるような感じで、デビュー日も普通に働いていたんだそうです。
そしてインディーズとしてデビューして少し経った2016年には上京を決意し、髭男の活動が加速していくことになります。
銀行では常に職場のみんなが応援してくれたそうです。
退職をする時も上司の方から手紙をもらって
『本当はもっといろんなことを教えていこうと思っていたけれど、きみの音楽が素晴らしいことも知っていた。これからどんなに辛いことがあっても、耐え抜く心と素直さをすごく大事にしていけば大丈夫だよ』
と励ましてくれたそうです。
聞いているこっちの目頭が熱くなってしまうエピソードですよね(笑)
また、上京してしばらくは髭男メンバーで一緒に住んでいたそうで、メンバー同士の仲の良さが伺えますよね。
2018年年 ドラマ『コンフィデンスマンJP』主題歌でメジャーデビュー
2015年インディーズデビュー、2016年に上京と順調に活動を続けてきた髭男がついにメジャーデビューしたのが2018年でした。
ドラマ「コンフィデンスマンJP」の主題歌として「ノーダウト」をリリースすることになります。
ファーストシングルからドラマとタイアップなんてすごいとしか言えないですが、このノーダウトリリースに当たっても色々と苦労があったそうで。
その様子がドキュメンタリー動画になっていました。
タイアップというのはデモ曲をドラマ側に送ってOKを貰うという工程が必要なようで、何度もドラマ側からNGが出て曲を作り直すという大変な苦労があったそうです。
ドキュメンタリーを見るとさとっちゃんは嫌な顔せずにやってますけど、この頃はデビュー前でまだバンドとしての信頼もなかったろうし、相当な心労があったろうなと個人的には察してしまいました。
ただ、結果としてようやく採用された『ノーダウト』は大ヒット!
劇場版コンフィデンスマンJPでも髭男に再度主題歌担当のオファーが来るという結果となりました。
劇場版主題歌として制作された「Pretender」も制作ドキュメントも公式に公開されています。
『Pretender』は2021年には公式PVが3.2億回再生を超える大大大ヒット曲となりました。
1億回超える日ももうすぐかもしれないですね。
2019年11月 一般女性と結婚
2019年11月22日、公式サイトにてさとっちゃんが一般女性との結婚を発表しました。
本日かねてよりお付き合いしておりました一般女性の方と結婚いたしました。大好きな音楽をきっかけに出会い、人生に沢山の色をくれました。そして何よりも僕の音楽の可能性を信じ続けてくれている方です。名字が1つになった本日から、また気持ちを新たに人生を歩み、よりいっそう音楽に向き合って行きたいと思います。
とファンにコメントを送っていました。
さとっちゃんらしい誠実なコメントですよね。
さとっちゃんは以前にインタビューで「お付き合いしている女性に音楽活動を理解されないこともあった」とポロっと言っていました。
この発表を見ると、きっとその時の女性とは別の、新たに素敵な女性と出会ってのゴールインだったのかなと思います。
髭男の活動を理解してくれる素敵な方との結婚で本当によかった!
藤原聡さんはお茶目でチャーミングだけど真面目な一面も?
さとっちゃんの性格ですが、上記に貼った制作ドキュメントを見ても分かってもらえる気がしますが、とってもお茶目でチャーミングなんですよね!
変に気取ってなくて、いわゆるバンドのボーカルっぽいクールな感じではないところが個人的にすごく大好き(笑)
自分は生まれながらの特別な人間ではないっていう素直な性格のさとっちゃんが歌うからこそ、髭男の色んな歌詞が響くんだろうなと思います。
あとはファンから見ているとさとっちゃんは常に明るいイメージなんですけど、インタビューでポジティブかネガティブか聞かれた際に
藤原「日によります。天候・気温に影響されてすぐ変わりますね。」
と答えていました。
また、ドラムの松浦さん(愛称ちゃんまつ)も別のラジオのインタビューでさとっちゃんの印象について聞かれた時に、
松浦「基本的に真面目で落ち着いてるけどお酒が入るとテンションが上がる」
と語っていました。
もしかしたら髭男ボーカルとしての明るいさとっちゃんの他にも、プライベートではちょっと違った落ち着いた一面の方が強かったりするのかもしれません。
後はですね、あるラジオで楽曲Ladyについて語っていた時に
藤原『彼女には自分が初めての相手であってほしいと思ってしまう。』
とも発言していました。
なんというかこういうところも一般の男の子の感覚というか辺に飾ってなくて親近感が湧くんですよね(笑)
よくあるバンドのボーカルみたいにかっこつけてない。
そこが堪らなく好きです。
藤原聡さんの趣味はテレビゲーム!モンハンやMGSが好き!
さとっちゃんの人物像を知る上でプライベートでは何をするのが好きなのかなーと気になったんですが、どうやらテレビゲームが好きなようです。
これはドラムの松浦さん(ちゃんまつ)と2人でインタビューで語っていたんですが、髭男はメンバーみんなで「モンハン」をやっているそうなんですね。
ちゃんまつが抜け駆けしてゲームを先に進めちゃったことをさとっちゃんがちょっと怒るなんていうやり取りもありました(笑)
あとはさとっちゃんは自宅にコッソリPS4を買って、メタルギアソリッド5をやっていると語っていました。
メタルギア5は筆者もプレイしたことがあるんですが、隠れながら敵拠点に侵入したり暗殺したりすることが醍醐味のステルスアクションゲームです。
テレビゲームが大好きという一面も普通の男の子としての一面が垣間見えて親近感が湧いてしまいますよね!笑
ちなみに楽曲『Pretender』はさとっちゃんの大好きなアニメ「シュタインズゲート」に影響を受けたと本人が語っているので、アニメも大好きみたいです。
⇒ 髭男Pretenderはシュタゲを意識した曲?ジャケット052519と歌詞の意味を考察
まとめ
今回はOfficial髭男dism(ヒゲダン)ボーカルのさとっちゃん(藤原聡)について生い立ちや経歴、性格や趣味などの人物像もまとめてみました。
髭男はこれからもどんどん売れていくバンドだと確信しています。
読んでくれた方にさとっちゃんの魅力が少しでも伝われば嬉しいです!