そもそも血圧とは何か?
高血圧について説明する前に、先に血圧について簡単に触れておきたい。
血圧とは、一言でいうと「血液を送り出す力」。
血液は、心臓が収縮することによってポンプの様に移動していく。
その時の、血液を送り出す力のことを血圧と言うのだ。
最高血圧と最低血圧
血圧を測る時には、最高血圧(収縮期血圧)と最低血圧(拡張期血圧)を測る。
送り出すために心臓が縮んだ時の血圧が最も高く、最高血圧と言う。
逆に、心臓に血を入れるため、心臓が膨らんだ時の血圧を最低血圧と言うのだ。
血圧は、この二つの数値を測ることによって、血圧の正常値に収まっているか判断することになる。
高血圧は、血圧が高くなり、血管への圧力が強くなっている状態
高血圧は、体に血液を送り込む際の心臓の力が強くなり、血管に与えられる圧力が高くなっている状態のことを指す。
血圧が高くなるほど、血管は傷ついて、動脈硬化につながってしまうのだ。
加えて、動脈硬化も高血圧の原因の一つとなる。
そのため、どちらかが発症すると双方が深刻化していくという悪循環が生まれ、これこそが高血圧の一番恐ろしいところなのだ。
高血圧は日本で最も患者の多い生活習慣病
高血圧は、生活の変化に伴って、年々患者が増えている。
また、高血圧は日本で最も患者の多い生活習慣病としても知られている。
その患者数は年齢と比例していて、50代の40%、60代の50%、70代の60%が高血圧であるとされている。
つまり、高齢者の方の半分は高血圧なのだ。
高血圧は、とても身近な症状。
他人事ではないので気をつけたいところだ。
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