高血圧を改善するために、ふくらはぎが大きなカギを握っている。
最近、TVや雑誌などで特集が組まれていることがあるので、知っている人も多いかもしれない。

でも、なぜふくらはぎが、高血圧の改善に関係しているのか不思議ではないだろうか?

なので、ふくらはぎが高血圧を改善してくれるメカニズムと、具体的なアプローチの方法を調べてみた。

高血圧とは

まず、最初に、高血圧についておさらいだ。

高血圧とは、血管にかかる圧力が、高くなっている状態のことをいう。
この状態が続くと、血管が負担に耐え切れなくなり、ボロボロになったり、全身の血の巡りが悪くなったりなどの問題が生じる。

高血圧から引き起こされる病気には、脳梗塞、心筋梗塞など、命のにかかわる様な病気ばかりだ。

高血圧になる原因は、生活習慣の乱れがほとんどだと言われている。
具体的にいうと、塩分のとりすぎ、運動不足、喫煙、飲酒などだ。

早いうちから高血圧の対策をとることで、症状を改善することが可能となる。
高血圧と診断されたら、すぐに対策に取り掛かることが大事だ。

ふくらはぎが高血圧を改善する?

次に、ふくらはぎが、どのように高血圧に関係があるのかを紹介しよう。

血液は、心臓の収縮によって、全身に送り出されている。
下半身は、心臓の下に位置し、重力に逆らって、血液を上に送らないといけない。

しかも、人間の下半身には全体の7割もの血液が集まっている。

そこで活躍しているのが、ふくらはぎだ。

ふくらはぎは、第二の心臓と呼ばれ、筋肉の収縮によって、強力なポンプの役割を果たしている
ふくらはぎの筋肉が動くことで、血液を心臓に戻すことができるのだ。

だから、ふくらはぎの血流が悪くなっていると、うまく血液を心臓に戻すことができない。
血流を良くすることによって、血圧を下げることができるというわけだ。

ふくらはぎの機能を高めるために

ふくらはぎマッサージ

ふくらはぎのマッサージは、足先から心臓に向かって、もみほぐすと良いようだ。
少し痛いけど、気持ちがいいくらいの強さで行うのがベスト。

ふくらはぎが硬く、張っている人は、軽くさすったり、軽くたたくなどもオススメだ。

マッサージを行う1番の時間帯は、血管が開いている入浴後だそうだ。

日々の習慣の中で、ふくらはぎを動かす

ふくらはぎの血流を良くする方法は、日常の中でも取り入れることができる。

中でもおすすめなのが、階段の昇り降りだ。
ふくらはぎの筋肉を良く使うため、ポンプの強化にもつながる。

他には、デスクに座りながら、足首を曲げ伸ばし、足の指の曲げ伸ばしなども効果的。

日々のちょっとした運動で、ふくらはぎを動かすことを意識すると良いようだ。

日常的にふくらはぎのケアを

高血圧は、放っておくと、命に関わる大きな病気に発展する可能性が高い。
早め早めの対策が必要だ。

食事面では、自分のライフスタイルによって、なかなか変えづらい部分もある。
食事面に比べると、ふくらはぎのケアは、取り組みやすいだろう。

日常の空き時間に少し、ふくらはぎのケアを取り入れてみてはどうだろうか?

君たちの検討を祈る!