健康診断で行われる血糖値の測定。
この時に、血糖値が高いと言われたことはないだろうか?
反省しても、何故血糖値が高くなってしまったのか分からないなんてことも・・・。
血糖値を高くしてしまう原因にはどんなものがあるのだろうか?

この記事では気になる血糖値を上げてしまう原因をまとめてみた。

1型糖尿病と2型糖尿病

糖尿病にはいくつかの種類がある。
そのうち代表的な物は1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病だ。

1型糖尿病は、すい臓から分泌されて血糖値を下げるインスリンというホルモンが少なくなることで起きる。
それに対して2型糖尿病は、インスリンは分泌されているけれど、しっかりと出ていなかったり上手く使えずに起きてしまうものだ。

またこれらとは別に、妊娠をきっかけにおこる妊娠糖尿病という病気もある。

日本人の糖尿病者の多くは2型糖尿病で、運動不足や肥満といった良くない生活習慣を原因として発病する。
健康診断で血糖値が高いと言われた場合は、2型糖尿病予備軍だ。

そこで、この記事では、2型糖尿病を起こしてしまう高血糖の原因についてまとめてみた。

2型糖尿病を引き起こす、高血糖の原因は?

肥満が血糖値をあげてしまう

お腹周りに脂肪が付いてきた人や外食で高カロリーなものを良く食べる人は気をつけよう。
肥満になってしまうと血糖値を下げるインスリンの働きが阻害されてしまうため、高血糖になり糖尿病になってしまうのだ。

食生活は改善がしやすいものだ。
不規則な時間に食事をとることや、バランスの良くない食生活は改善しないといけない。

遺伝で高血糖になることがある

血糖値の上がりやすい体質・インスリンの働きにくい体質は遺伝してしまうものだ。
自分の身内に糖尿病の人がいる場合はそういった体質を遺伝しているかもしれない。

運動不足が高血糖を引き起こす

運動をすると、体内のブドウ糖が消費され血糖値を下げることが出来る。
また、運動をしないと筋肉量が減ってしまいブドウ糖の消費量が減ってしまう。
そのため運動不足は高血糖を誘導してしまうのだ。

忙しくて運動が出来ないという人は、乗り物を使わず歩くといったことが大事だ。

アルコールは適量を守らないと高血糖の原因になることも

アルコールは一時的に、血糖値を上げてしまう。
また、アルコール飲料に含まれる糖質も血糖値を上げてしまうのだ。
ビール中ビン1本、ウイスキーダブル1杯程度の適量を守り、飲むようにしよう

ストレスも血糖値を上げる

長時間ストレスを感じ続けると、血糖値を下げるインスリンが分泌されにくくなってしまう
すると、血糖値が上がってしまうのだ。
仕事や人間関係でストレスを感じることが多い人は、自分に合ったストレス解消方法を探そう。