睡眠をしっかり取っていないと、中性脂肪ってどうなるんでしょう。

よく、寝不足はストレスの元、体調を崩す、とか言いますよね。
中性脂肪も同様で、睡眠不足だと、中性脂肪が増えやすい体になってしまうようなんです。

今回は、そんな中性脂肪と睡眠の関係について簡単にまとめてみました。

中性脂肪と睡眠の関係

睡眠時間が不足していると、だんだん体が中性脂肪を貯めやすくなってしまいます。

これには、睡眠不足による「成長ホルモンの乱れ」が関係してきます。
成長ホルモンは、脳下垂体から分泌されるホルモンのひとつで、脂肪を分解してくれる働きを持っています。

そしてこの成長ホルモンは、人が就寝してからおよそ2時間、最も眠りが深い時に分泌されるのです。

つまり、眠りが浅い状態や、睡眠時間が極度に短い時、成長ホルモンは分泌されにくくなります。
その結果、脂肪を分解するための成長ホルモンが不足している状態が続き、脂肪がどんどん増えていってしまうわけです。

やっぱり、脂肪をより分解したいなら、しっかりとした「質の良い睡眠」を取ることが必要になってきます。

「質の良い睡眠」とは?

それでは、脂肪をちゃんと分解できるような「質のよい睡眠」って、一体どんな睡眠なんでしょうか?
まず大切なのは、十分な時間(寝不足は厳禁!)ですね。

寝不足は、それだけでストレスや体内機能の調子を悪くしてしまいます。
(でも、十何時間も寝てしまう「寝すぎ」も、健康に良いとは言えません…)

成長ホルモンがたくさん分泌されるためには、例えば

  • 寝る時の部屋は真っ暗にする
  • 特に、パソコンやスマホのブルーライトは、それだけで睡眠を阻害してしまいます。
    どうしても暗いのが苦手な人は、窓からの月明かりを入れられるようにするのがオススメです。

  • 夕食の炭水化物を控える
  • これはメタボの人は誰でもやってみてほしいことです。
    炭水化物を控えることによって、脂肪をつくるインスリンの分泌が抑えられます。

  • 毎日決まった時間に寝起きする

などが挙げられます。
とにかく、「ぐっすり寝る」ことが大事なわけですね。