中性脂肪、コレステロールを下げるのには、まず食生活を改善し、運動をすることが必要。
しかし、それ以外にも、中性脂肪値やコレステロール値を高くする原因となる生活習慣がある。

喫煙やお酒の飲み過ぎなど、心当たりはないだろうか?
そのような生活習慣の乱れも、中性脂肪やコレステロールの数値の悪化の原因になっている。

実際に、どのような生活習慣が悪いのか?を以下にまとめてみた。
これを機に生活習慣をリフレッシュし、悪い習慣を克服して欲しい。

喫煙は中性脂肪・コレステロールだけでなく、血圧も上げてしまう

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喫煙は、中性脂肪やコレステロールだけでなく、血圧を上げてしまうことでも有名だ。
血圧が上がると、動脈硬化の危険性がより一層高くなってしまう。

また、喫煙はそれだけでもガンや脳梗塞、心不全といった重大な病気を引き起こす原因にもなる。

喫煙はストレス解消にはなるかもしれませんが、様々な病気のもとになってしまう。
喫煙を行っている人は、一刻も早い禁煙を行うことをお勧めする。

飲み過ぎはNG!中性脂肪が一気に増えてしまう

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アルコールは、一定の量であれば血行の改善や、ストレス解消など、体に良い効果を与えてくれる。
しかし、適量を超えて飲み過ぎてしまうと、逆に中性脂肪が増える原因となってしまうのだ。

お酒の適量値は、だいたいビールなら350ml缶1本程度、他のお酒でも1、2杯が限度とされている。
これ以上の量のお酒を飲んでしまうと、悪玉コレステロールが増える原因となってしまう。

また、お酒を飲む時、一緒におつまみを食べることも多くなってしまうのではないだろうか。
このおつまみもカロリーが高く、塩分が多いため、中性脂肪が増えるだけでなく、血圧にも影響を与えてしまうこともある。

ストレスは精神だけでなく肉体にもダメージを与えています

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ストレスを感じると、精神的に疲弊してしまうだけでなく、体にも大きな影響を与えてしまう。

ストレスによる負荷が増えると、自律神経やホルモンのバランスが乱れてしまう。
これによって、血中に遊離脂肪酸が大量に発生してしまう。
この脂肪酸が中性脂肪になってしまうのだ。


睡眠不足は生活リズムを崩す

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睡眠不足によっても、中性脂肪が増えてしまうことがある。
睡眠時に発生する成長ホルモンは、脂肪を分解する働きがある。

しかし、睡眠不足になってしまうと、この成長ホルモンが発生しづらくなり、中性脂肪が減らないまま、増えていってしまうのだ。

また、睡眠不足はストレスを生むこともある。
睡眠不足になると、睡眠不足だけでなく他の面からも体に影響が出てしまうのだ。