グレープシードオイルとは
グレープシードオイルって何?
グレープシードオイルは白ワインを製造する過程で取り除く種子から摂った油です。
ブドウの種子を乾燥させ、圧搾、生成して作られたオイルです。
このオイルは、ワインの産地であるフランス、スペイン、チリなどでは古くから作られ使われてきました。
日本でも最近では手軽にスーパーなどでも購入することができます。
グレープシードオイルの特徴
特徴としては、淡い黄色から緑色まで様々な色がありますが、ブドウの品種によって変わります。
匂いはあまりなく口当たりはサラリと軽やかです。
また、コレステロールが0%でビタミンEが多いために酸化されにくいです。
ただしリノール酸とオレイン酸が成分にありますが、リノール酸が多いので摂り過ぎには注意しましょう。
リノール酸は、過剰摂取によって活性酸素を誘発する場合があるからです。
使いやすさでは、熱が伝わりやすく、短時間でカラッと揚げ物もできます。
また焦げ付きにくく、250度まで煙が出にくいのが特徴です。
グレープシードオイルの食べ方の目安
オイル自体にクセがないので素材を生かす料理に適しています。
炒め物や揚げ物の他に、サラダや和え物などにドレッシング代わりに使えます。
また、焼き物の下処理にも他の調味料と一緒に使えます。
軽やかな味の上に、卵料理やケーキ作りにはふわっとした仕上がりで他のオイルとの差がうかがえます。
グレープシードオイルの効果・効能
アンチエイジングの効果が高いビタミンEが豊富で、老化防止の研究結果が出ています。
美白を望んでる人には、ポリフェノールが豊富でシミが薄くなるメラニン色素の生成効果もあります。
ボディマッサージや赤ちゃんマッサージにも使われています。
足の裏の「がさつき」には、グレープシードを塗ったまま洗い流さなくても、翌日には効果が見られるようです。
食用を使用しても肌にも刺激がない様です。
ポリフェノールは、オリーブオイルの2倍ということもあって、ガン予防、動脈硬化予防、心臓病予防など様々の病気の予防効果が注目されています。
また、アトピー性皮膚炎や花粉症、胃弱や病人の食事には有効です。
最近では、生活の中にアロマオイルを使用してリラックス効果を求める人も多いようですが、そのほとんどのオイルはそのままで肌に直接つける事は出来ません。
その時に中和させて使うキャリアオイルのベースとしても使われるようです。