アボカドってどんな食べ物?
世に出回っているアボカドはすべて輸入されたもので、日本での生産はされていません。
あまり一般的に食べられていなかった食材ですが、ここ数年でモデルや女性タレントの口コミから10代~20代の若い女性を中心に広まりました。
熱帯アメリカ原産で、インカ帝国の王増の墓から種が発見された事が始まりとされています。
また、食べるだけではなく薬用や化粧品の原料としても多く利用され、最近ではアボカドオイルを使用したスキンケア商品も人気で、女性にはもってこいの食材です。
アボカドの成分
- エネルギー 187kcal
- たんぱく質 2.5g
- 炭水化物 6.2g
- ミネラル
- カリウム 720mg
- カルシウム 9mg
- マグネシウム 33mg
- 鉄 0.7mg
- 銅 0.24mg
- ビタミン
- ビタミンA(β-カロテン当量) 75μg
- ビタミンD 0μg
- ビタミンE(α-トコフェロール) 3.3mg
- ビタミンB1 0.1mg
- 葉酸 84μg
- ビタミンC 15mg
- 食物繊維(総量) 5.3g
「森のバター」と呼ばれるほど脂質が多い
植物では珍しいほどアボカドには脂質が多く含まれていて、そのほとんどがオレイン酸などの不飽和脂肪酸です。
他にもカリウムや葉酸、鉄、食物繊維など栄養価の高い成分が多く含まれています。
特に女性には嬉しいのが「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンE多くを含んでいることです。
アボカドの効果、効能
ビタミンEには高い抗酸化作用があるので老化防止や美肌再生に効果があります。
また、体を温める温性野菜なので冷え性の人にもオススメしたい食材です。
他にも不飽和脂肪酸にはコレステロール値を下げ、カリウムには血圧を正常に保つ働きがあります。
これらの成分からコレステロール値の上昇を抑制して動脈硬化を予防してくれるので、男性にもおすすめしたい食材です。