ピーマンってどんな食べ物?

ピーマンは野菜の中でも子供うけがあまり良くない野菜の一つで、今は食べれても小さい頃は食べられなかったという人も中にはいると思います。
あの独特の苦味や青臭さが敬遠されがちなんですよね。

現代では様々な品種改良が行われ、あの苦味も食べやすくなってきました。
炒め物や揚げ物にすると苦味も軽減されますよ。

旬は6月~8月なので、夏の疲労回復にもおすすめしたい野菜です。

ピーマンの成分

  • エネルギー 22kcal
  • たんぱく質 0.9g
  • 炭水化物 5.1g
  • ミネラル
    • カリウム 190mg
    • カルシウム 11mg
    • マグネシウム 11mg
    • 鉄 0.4mg
    • 銅 0.06mg
  • ビタミン
    • ビタミンA(β-カロテン当量) 440μg
    • ビタミンD 0μg
    • ビタミンE(α-トコフェロール) 0.8mg
    • ビタミンB1 0.03mg
    • 葉酸 26μg
    • ビタミンC 76mg
  • 食物繊維(総量)2.3g

ピーマンには様々な栄養成分が多く含まれています

ピーマンにはビタミンC、β-カロテン、ビタミンEなどのビタミンが豊富に含まれています。
他にもミネラルであるカリウムも含まれます。

また、緑ピーマンは完熟すると赤ピーマンになるのは知っていますか。
この赤ピーマンの赤い色素にはカプサンチンと呼ばれる成分が含まれます。

ピーマンの効果、効能は?

ビタミンやカリウムには様々な生活習慣病を予防する働きがあります。
その中でも、ビタミンCとビタミンEの相乗効果は美肌作用老化防止に働くので女性必見です。

ビタミンCは加熱調理しても壊れにくく、ピーマンには脂溶性ビタミンが豊富に含まれているという特徴があります。
この特徴を活かして、油を使って調理することで栄養の吸収率を上げて食べてみたらいかがですか。

また、ピーマン独特の臭いはピラジンという成分が原因です。
これは血液をサラサラにする効果があるので、動脈硬化予防心筋梗塞の予防に繋がります。