たまねぎの効果、効能は?

たまねぎの効果:[血栓予防][高血圧予防][動脈硬化予防]

アリシンには血液に関する二つの働きがあります。

まず一つ目は、血液をサラサラにする働きで、これは血栓予防につながります。
この働きを効率よく摂りたいという人は、生で食べる事をお勧めします。

二つ目は、コレステロール値を下げる働きがあるので、高血圧予防動脈硬化予防になります。

他にも、ビタミンB1を効率よく摂りたいという人は、アリシンと一緒に摂ることで吸収率を上げてくれます。
疲れた時のスタミナ料理にもってこいなので、気になる人は作ってみてください。

また、よりアリシンの効果を上げる方法として、たまねぎを切って空気に触れさせておくのが良いです。
たまねぎを切って放置しておくと臭いがきつくなってきますよね。
あれはアリシンの成分が増えている証拠なのです。
その後水で洗ってしまうとアリシンも一緒に流れてしまうので、なるべく切ったまま使いましょう。

たまねぎってどんな食べ物?

たまねぎの旬は通年で、新たまねぎなら3月~5月と一年中食べる事の出来る野菜です。

辛味の強いたまねぎとは違い、新たまねぎはみずみずしく辛味が抑えてあるのが特徴です。
生で食べられる品種もあるそうなので、興味がある人は食べてみてください。

新たまねぎの保存の注意点として、傷みが早いのでポリ袋に入れ野菜室に保存しておくことをお勧めします。
新たまねぎでなければ、風通しの良い冷暗所で保存していれば大丈夫です。

たまねぎの成分

  • エネルギー 37kcal
  • たんぱく質 1g
  • 炭水化物 8.8g
  • ミネラル
    • カリウム 150mg
    • カルシウム 21mg
    • マグネシウム 9mg
    • 鉄 0.2mg
    • 銅 0.05mg
  • ビタミン
    • ビタミンA(β-カロテン当量) 1μg
    • ビタミンD 0μg
    • ビタミンE(α-トコフェロール) 0.1mg
    • ビタミンB1 0.03mg
    • 葉酸 16μg
    • ビタミンC 8mg
  • 食物繊維(総量)1.6g

たまねぎといえばアリシンです

たまねぎにはビタミンやミネラルはあまり多く含まれていません。
しいて言えば、カリウムが多少多いという程度です。

そんなたまねぎですが、よく知られている成分が一つあります。
それは、香味成分の一種であるアリシンです。
たまねぎを切るとツーンとして涙が出てきますよね。
あの匂いの原因となる成分です。