さといもってどんな食べ物?
さといもと言えばあのねばねばした独特のぬめりと、ほくほくとした触感に惹きつけられますね。
イモ類の中では一番エネルギーが低く、水分が多いのでダイエット中の方にも安心して食べられます。
また、自分で調理するときに注意してほしいことがぬめりを取りすぎない事です。
ぬめりが調味料を染み込みさせにくくしてる原因ですが、このぬめりに栄養が多く含まれているのです。
皮をむいて塩揉みし、短時間でゆで上げるのがポイントです。
皮をむいて手がかゆくなってしまうという方には、皮をむくときに酢で指先を濡らしておくことでかゆみを予防できますよ。
さといもの成分
- エネルギー 58kcal
- たんぱく質 1.5g
- 炭水化物 13.1g
- ミネラル
- カリウム 640mg
- カルシウム 10mg
- マグネシウム 19mg
- 鉄 0.5mg
- 銅 0.15mg
- ビタミン
- ビタミンA(β-カロテン当量) 5μg
- ビタミンD 0μg
- ビタミンE(α-トコフェロール) 0.6mg
- ビタミンB1 0.07mg
- 葉酸 30μg
- ビタミンC 6mg
- 食物繊維(総量)2.3g
さといものぬめりには栄養素が豊富に含まれています
さといもで大切にしてほしいのがあのぬめりです。
ぬめりは多くの成分から構成されていて、例えばムチン、マンナン、ガラクタンなどです。
また、ぬめりだけでなくいも本体にも栄養価の高い成分が多く含まれています。
特にカリウムやビタミンや食物繊維が豊富で、かつエネルギーが低いというのは嬉しいことだらけですね。
さといもの効果、効能は?
ぬめりに含まれるムチンには胃の粘膜を保護したり消化吸収を助ける働きがあるので、夏バテ解消に摂ってみるのも良いと思います。
また、マンナンには便秘解消の効果もあります。
ガラクタンには血糖値の上昇を抑える働きがあるので、高血圧予防に繋がります。
このように、さといもには様々な生活習慣病に効果があり、カロリーも低いので体重が気になっている方にも是非お勧めしたい野菜です。