トマトってどんな食べ物?
トマトと言えば夏野菜のイメージが大きく、夏バテ防止で食べている人も多いと思います。
現代では予防医学や美容の分野でも注目を浴びていますね。
日本に渡ってきたのは17世紀ごろです。
最初は観賞用として使われていましたが、品種改良が行われ今の形に進化しました。
現代ではミニトマトや皮が薄い生食用のものや加熱調理用のものだったりと様々な品種が出回っています。
どんな料理にも使える使いやすい野菜ですね。
トマトの成分
- エネルギー 19kcal
- たんぱく質 0.7g
- 炭水化物 4.7g
- ミネラル
- カリウム 210mg
- カルシウム 7mg
- マグネシウム 9mg
- 鉄 0.2mg
- 銅 0.04mg
- ビタミン
- ビタミンA(β-カロテン当量) 540μg
- ビタミンD 0μg
- ビタミンE(α-トコフェロール) 0.9mg
- ビタミンB1 0.05mg
- 葉酸 22μg
- ビタミンC 15mg
- 食物繊維(総量)1g
トマトと言えばリコピンです
トマトの赤い色素を作り出しているのがリコピンです。
リコピンは生のものだけでなく、水煮缶やトマトケチャップなどの加工品にも含まれるのが嬉しいですね。
また、ビタミンがとにかく豊富です。
他にもカリウム、クエン酸、グルタミン酸などの酸味成分が含まれます。
トマトの効果、効能は?
リコピンにはβ-カロテン以上の抗酸化作用があるのを知っていますか。
リコピンは体内に含む活性酸素を除去してくれる抗酸化物質の一種で、がんや動脈硬化を防ぐ働きがあります。
また、β-カロテンやビタミンAなどの様々なビタミンが多く含まれるので、美肌効果も期待できるのが女性には嬉しいポイントですね。
他にもカリウム、クエン酸、グルタミン酸には風邪などの感染症予防に効果があります。
トマトは生で食べることの多い食材ですが、油を使い加熱調理をすることでリコピンやβ-カロテンの吸収率が高まるのでお勧めです。