漢方の印象と言えば何でしょうか。

漢方ですから、多くの方はおそらく「苦い」というのが第一に出てくるのではないでしょうか?
その苦さから、「漢方はどうも苦手で・・・。」と思っている人も多いはず。

でも、漢方って、苦くないように飲むことも出来るんですよ。
どうすればいいのかというと、漢方(防風通聖散)と相性の良い飲み物や食べ物と一緒に体に取り込むこと。

そこで今回は、苦く感じない防風通聖散の飲み方について4種類ご紹介していきたいと思います。

定番はオブラートに包んで飲む

まず最初にご紹介するのはオブラートに包んで飲む方法です。

一番定番な飲み方ですね。

基本的には、漢方をオブラートに包んで水に5秒ほど浸します。
すると水に包んだ部分がゼリー状に変化しますので、つるんと喉を通ってくれるはずです。

ただ、1袋にして飲もうとするとこのように少し多いです。

ですので、量が多いなと感じる方は2袋に分けてもいいかと思います。

ココアに混ぜてみるのもアリ!

次にご紹介する方法は、「ココアに混ぜて飲む」という方法です。

実際にココアに混ぜてみました。


今回は、冷たいココアでしたので漢方が溶けきることはありませんでした。
温かいココアにしたら、漢方が溶けるかもしれませんね。

飲んでみましたが、正直全然飲めます。
味はココアですが、後味が漢方薬の味を感じるんですね。

ただ、苦みなどはあまり感じられませんでした。
一気にごくっと行けちゃいそうですね。

アイスに混ぜて食べると美味しい!

次にご紹介するのが、「アイスに混ぜて食べる」方法です。

こちらも実際にやってみました。

アイスの上に漢方をふりかけて、混ぜ合わせます。

こんな感じですね。

食べてみると、なんとコーヒー牛乳の味がしました。
コーヒー牛乳味のアイスを食べている感じですね。

口に入れるとアイスがすぐに溶けるので、顆粒が口に残ることもありませんでした。
とても美味しかったです。

はちみつと混ぜると、トロトロになって飲みにくい

最後にご紹介するのは、「はちみつと混ぜて食べる」方法です。

スプーンに漢方を入れて、その上からはちみつを注いでいきます。

かなりトロトロになっていますね。

次に口に含んでみたのですが、正直あまりおすすめは出来ないかなと思いました。
なぜかというと、トロトロすぎたんです。
口の中にはちみつがまとわりついてきて、なかなか飲み込めませんでした。

口に長く含んでいると漢方からも苦みが出てきてしまいますしね。

また、やっとのことで飲み込んでも、口に顆粒が残ってしまったり、口がギトギトになってしまったりします。

結局は水で口をゆすぐことになるので、二度手間かなと思いました。

漢方を飲む際は漢方の効果を妨げないものと飲むのが良い

今回、4つの方法をご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?

ちなみに、先ほどココアに漢方を溶かした方法をご紹介しましたが、どんな飲み物でもいいというわけではありません。
お茶などのカフェインを含むものなどは控えた方がいいでしょう。

アイスも、ストロベリーなどのものではなくバニラやチョコレートのものを使うのがいいかもしれません。

個人的には「オブラートに包む方法」と「アイスに混ぜる方法」をオススメします。

オブラートは一番定番ですし、方法としてもシンプルで飲みやすいです。

アイスは味が美味しく、子供から大人まで誰でも飲めそうですね。