防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)や防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、大柴胡湯(だいさいことう)
これらは、肥満や脂肪に関わる漢方薬だ。

今回はツムラを例にとって、そんな漢方薬にどんな副作用があるのか・病院で処方される漢方薬と市販の漢方薬は何が違うのかも紹介する。
漢方薬を上手く使って脂肪を落とそう!

ツムラの漢方薬って本当に効果あるの?


ツムラの漢方は有名だけど、本当に効果はあるんだろうか?

実際、病院で処方される漢方薬はほとんどツムラのものなんだ。
信頼感バッチリ、効果もしっかりある漢方薬を作っている。

ツムラでは、脂肪や肥満に対する漢方薬を作っている。
以下で、ツムラの防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)や防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、大柴胡湯(だいさいことう)を紹介していく。

ツムラの漢方防風通聖散エキス顆粒

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  • 商品名 : ツムラ漢方防風通聖散エキス顆粒
  • メーカー名 : 株式会社ツムラ
  • 価格 :24包2,700円(税込み)12日分 公式サイト
    64包5,940円(税込み)32日分 公式サイト
  • 購入先 : Amazon
  • 区分 : 第2類医薬品
  • 形状 : 顆粒
  • オススメ : 肥満症の人に

ツムラの漢方防已黄耆湯

  • 商品名 : ツムラ漢方防已黄耆湯

  • メーカー名 : (株)ツムラ
  • 価格: 24包2,700円(税込み)12日分 公式サイト
    64包5,940円(税込み)32日分 公式サイト
  • 購入先 : 楽天、Amazon
  • 区分 : 第2類医薬品
  • 形状 : 顆粒
  • オススメ : 体力中等度以下で、疲れやすく、汗の書きやすい傾向のあるものの次の症状:肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)

ツムラの漢方大柴胡湯

  • 商品名 : ツムラ漢方大柴胡湯エキス顆粒

  • メーカー名 : (株)ツムラ
  • 価格 :24包4,320円(税込み)12日分 公式サイト
  • 購入先 : 楽天、Amazon
  • 区分 : 第2類医薬品
  • 形状 : 顆粒
  • オススメ : 体力が充実して、脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの次の諸症:胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、神経症、肥満症

漢方薬の副作用ってどんな症状?

漢方薬は薬だから当然、副作用がある。
ツムラのものだから、ということじゃなくてこれは仕方ない事なのだ。
以下に、防風通聖散、防已黄耆湯、大柴胡湯の副作用を簡単に書いておくから、参考に見て欲しい。

防風通聖散の副作用

防風通聖散の副作用として、腹痛、かゆみ、吐き気、頭痛などが起こる可能性があると言われている。
また、ごくまれに間質性肺炎、偽アルドステロン症、ミオパチー、肝機能障害が起こることもあるそうだ。

防已黄耆湯の副作用

防已黄耆湯の副作用には、軽いものだと皮膚に発疹・発赤、かゆみが出たり、食欲不振になったり胃に不快感が出たりすると言われている。

重いものだと、急な息切れ、空咳、発熱などの間質性肺炎や発熱、かゆみ、黄疸、褐色尿、だるさ、食欲不振などの肝機能障害が挙げられる。

大柴胡湯の副作用

大柴胡湯の副作用には、軽いものだと皮膚に発疹・発赤、かゆみが出たり、激しい痛みを伴う下痢や腹痛になったりする。

重いものだと、急な息切れ、空咳、発熱などの間質性肺炎や発熱、かゆみ、黄疸、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振などの肝機能障害が挙げられる。

病院処方の漢方と市販の漢方は何が違うの?

病院で処方されるツムラの防風通聖散は、ツムラの62番と呼ばれている。
このツムラの62番と市販の漢方薬には違いがあるのだろうか?

以下で、先ほど紹介した3つの漢方とツムラの62番を比べてみようと思う。
このツムラの62番というのは、安くて成分量が多いと人気な漢方。

ただし、ツムラの62番が欲しいです!と医者に言って貰えるものではなく、医者が必要だと診断した場合のみ使える漢方だ。

配合量が違う、病院処方の方が多い

成分については62番の方が満量処方、他3つは1/2処方と呼ばれる分量になっている。
簡単に言うと、病院処方の62番の方が圧倒的に成分の量が多い
何故そんな差が出てしまうのかというと、62番は医師の診断の元で処方される為、満量処方でも構わない。

しかし、市販の漢方薬は個人の判断で購入し使用されるため、少なくなっているそうだ。
成分をいっぱい摂りすぎると副作用も強くなってしまいからだろう。

市販品の方が当然楽に買える

成分が多いと聞くと、病院処方の方が凄そうだが、手軽さでは防風通聖産・防已黄耆湯・大柴胡湯の方が上なんじゃないだろうか。

病院に行って長時間並んで、診察を受けて、結局ゲットできない可能性すらあるツムラの62番より、薬局やネットで確実に買える防風通聖散や防已黄耆湯、大柴胡湯の方が手間がかからなくて楽だなと思う。

何か月か毎に、病院に漢方薬を貰うためだけに行くのは大変な気がしないか?
市販品を定期購入した場合、取りに行く必要すらないな。

値段は圧倒的に病院処方のツムラの62番が安い

日々飲み続けないといけない漢方薬は、1回のコストが結構大事。
出来るだけ安い方を買いたいところだ。
そこで、市販品3つと病院処方の1日のコストを比べてみようと思う。

まず、ツムラの防風通聖散・防已黄耆湯の2つは1日分の費用は225円となっている。
また、ツムラの大柴胡湯は360円と少しお高くなっている。

一方、病院処方のツムラの62番がいくらなのかというと・・・
なんと1日大体70円なのだ。
保険が効くとここまで変わるものなんだな・・・
圧倒的に病院処方の62の方が安い。

ツムラの62って何の番号?何か意味があるの?

ツムラは歴史ある会社で、明治時代から続いているらしい。
そんなツムラは、40年ぐらい前に漢方薬に整理番号をつけたそうだ。

それが今も残っているとのこと。
そうなると、私達買う側は番号をあまり気にしなくていいかなという気がする。
当時は、自社独自の整理番号を作っていた会社は多かったようだ。
今は、ツムラの番号に合わせる会社が多いらしいぞ。


漢方薬は、他にも色々ある。
他のメーカーの漢方薬についても調べたい人は、下の記事を読んでみて欲しい。