油の種類によっては、人間の身体になくてはならない「必須脂肪酸」というものがある。
オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が必須脂肪酸だ。
必須脂肪酸が少なくなってくると、生活習慣病を発症する可能性もあるそうだ。
今回は、必須脂肪酸について調べてみた。
必須脂肪酸とは?
必須脂肪酸は、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の2種類に分かれている。
人が生活していく上で無くてはならない栄養素だ。
ただし、人の体内で必須脂肪酸を生成することはできない。
よって、食事から必須脂肪酸をとらなければならないのだ。
必須脂肪酸が減るとどうなるの?
1日や2日くらい必須脂肪酸が不足している状態でも、何か起こるわけではないようだ。
しかし、慢性的に必須脂肪酸が不足すると、
- 脱毛がみられるようになる
- 脂肪肝になる
- 血栓が形成される
- 血小板が減少する
など、メタボとっては良くないことが起こってしまう。
必須脂肪酸は何からとれるの?
必須脂肪酸の1つオメガ6脂肪酸(リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸)をとるには、大豆油・コーン油・ごま油・紅花油・ひまわり油などだ。
必須脂肪酸の1つオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸、DHA、EPA)をとるには、亜麻仁油・えごま油・サチャインチオイル・魚油などだ。
必須脂肪酸は1日にどれくらいとる必要があるの?
オメガ6脂肪酸は、大人で1日に7~11gをとると良いそうだ。(出典元 : 厚生労働省 日本人の食事摂取基準 11~12p)
ごま油や紅花油などを小さじ1杯程度(3~5g)で、1.2~2gとったことになる。
一方、オメガ3脂肪酸1.6~2.4g以上をとると良いそうだ。
オメガ3脂肪酸を油でとろうとすると5g(小さじ一杯程度)は必要だとされている。
また、魚からとろうとすると、マグロの刺身5人前を食べなければならない。
魚だけでとろうとすると中々難しい。
そこでオススメなのが、DHA・EPAのサプリだ。
最近では、DHA・EPAのサプリも多く出ている。
ジョーがDHA・EPAサプリを紹介しているので、こちらも見てもらえると嬉しい。
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